富士登山に挑戦。
前回からの続きです。
その4です。下山編。
下山中。
まだ気持ち悪い。
いつになったらこの「ゲボ感」がすっと引くのか、、、
降りたらすぐ治る、7合目くらいから気持ち悪さは引く、と聞いてはいたが、この7合目までが、恐ろしく長い。
富士山って、上のほう、つるつるで何もないので、遥か彼方に確かにちっちゃく7合目のトイレの小屋が見える。
でもいくら進んでも、小屋はちっちゃいまま。。。
また、下山道ってめちゃめちゃ単調。
ひたすら石とか砂とかがある道をずりずりたまに滑りながら降りていく。
ずっとこれ。ひたすらこれ。
でも景色はきれいだけどね。
夜とは違う楽しみがある。
あと、私、姉から「カレーはやめておけ」と言われた意味が下山中に骨身にしみて理解できた。
下山するにしたがって、おならとげっぷが止まらんのだ。
昨日食べたカレーとからあげが思い出され、2度おいしい・・・わけもなく、気持ち悪さ倍増だった。
おならも、ぷっぷぷっぷ、でた。
体中から色んな見えないものが出た。
なんか、痩せれそうな気すらした。
自分がしぼんでいく気がした。
10メートル進んでは、止まって息整えて、おならして、げっぷして、をひたすら続けて2時間くらいでしょうか。
やっと7合目到着。
下山はとにかく息さえ整える間をくれれば、座って休みたいと言う欲求はまったく出てこなかった。
だって、下に降りれば気持ち悪いの取れるって言うし。
早く、いち早く降りたいけど、息が切れると気持ち悪さ悪化するので、なかなかどーして、いかんともしがたい感じ。
でも、この7合目過ぎたあたりから、ほんとにすぃぃ~~~~~って感じで、気分が楽になった。
一体なんだったんだろう、というくらい。
こうなってみると、富士山きれー、ちょーきれー!!
湖もきれーーー!!
と楽しくなってくる。
靴擦れの痛み、や、筋肉痛の痛みとかは下山中の方が辛いかもしれない。
隣を歩く若いカップルの女の子が、「マジ、登りより辛いしっっ」と彼氏に理不尽にぶち切れしていた。
確かに足は痛かった。
でも、気持ち悪さとれたし、ま、いっか~~といった感じ。
少し先をほいほい降りて、曲がり角ごとに待っていてくれた相方ちゃん、登りに比べて元気がない。
ひょっとしたら、足痛くなってるかも、
迷惑かけた分、今度は私が労わりたいっっ(*゚∀゚)=3と確認したところ、
「眠い・・・・(*´д`*)」
・・・・眠いらしい。歩きながらこの人たまに寝てました。
だって、昨日、早朝起きて、実家から帰ってきてそのままこの人富士山登ってるんです。。。
丸一日寝てないんです。
そら眠いよ。
あらためてタフさに感心しました。
気分が晴れた後は、お馬の出現も楽しい。
多分、具合悪い最中に馬糞と出会ったら、もらい糞してしまうかもしれなかった。
そんなこんなで5合目まで到着。
富士登山終了となりました。
さようなら、富士山。
ほろ苦い経験となりましたが、まとめてしまうと、「富士山すげぇ、でもお猿はもっとすげぇ」ということ。
よい経験になりました。
ほんと、ありがとう、&ごめんね(ノω・、)
さてさて、「もう、富士山なんて死んでもいかねぇわ、こんちきしょ~っっ!!ヽ(`Д´)ノ」となるのか、「リベンジ、リベンジ、次は絶対登ってやるぜっっ(`-∀-´)」となるのか~~~!!!!
答えは後者。
来年またリベンジしますっっ!!!
ちゃんと学んだのだ。
来年はお昼くらいから登り始め、
景色を楽しみながら8合目くらいまで行くのだ。
そこで一回山小屋で仮眠をとる!
できれば東洋館(なんかきれいだった。。)。
ゆっくり休んで体を慣らしてご来光に間に合うように頂上目指して出発。
完璧だ・・
待ってろ、富士山っっヽ(`Д´)ノ!!
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