いまだから思える、スクールに通ってる頃にやっておけばよかったなーー、と思う事いろいろです。

私がWEBデザイナースクールに通い始めた理由

もう4～5年前になるのかな。WEBデザイナースクールに通いました。
前にもこちらのブログで書いたのですが、私はもともと「インターネットがないと生きていけない」というタイプではなく、むしろこういうのは疎い方でした。

ただ絵を描くのがとても好きで、PCで描けるようになるといいよなぁ～と思ってIllustratorを習いたくなったのがそもそもの始まりです。

もともと医療事務をしていたのですが、長く勤めていると、この単純事務作業が自分に向いてるのだろうか、と、自分見つめなおしはじめ、30歳になる前に新しく「手に職」つけたい、と、考えていたところ。
Illustrotor学ぶつもりで行ったスクール説明会で、「今後のWEB業界の将来性」を熱く語る担当の方の話についふらふらと惹かれ働きながらWEBデザイナーコースに通い始めたのでした。

普通、「WEBデザイナーを目指す人」ってのは、たいてい「趣味のサイト作りが楽しくて」とか、「会社のホームページを作らされて」とか、何かしら制作したことがあるから目指しているのであって、私のような「完全無知」はスクールの先生もめんどくさかっただろうなぁ～、とつくづく思います。。。

でも、どうにかこうにか、WEBデザイナーなれました(∇＾*)
途中からかなり楽しくて仕方がなくなってきて私なりに努力もしました。

私ほどなりゆきでWEBデザイナースクール通ったのは、おそらくまれで、きっと最初から技術やらモチベーションやらを最初から兼ね備えた方がほとんどだと思いますが、私が今振り返って、あぁ～、、、あのとき、やっときゃよかった～って思うこと
ちょいちょいあるので、ご紹介させて下さい。

WEBデザイナー辞典の展示会場に挑戦してみる

おそらく、「WEBデザイン勉強中」「WEBデザイナーになりたい」という方なら必ず知っているだろうし、参考にしているであろうこのサイト。
WEBデザイナー辞典。
こちらは、WEBデザイナーとは？～仕事内容、なり方、給料、求人情報、スクール情報など、丁寧に説明（しかもデザインもとってもきれい）されていてとても参考になります。
私もとってもお世話になったサイトです。

こちらのサイトでは、「バーチャルイベント」というコンテンツが用意され、「こんなサイトを作ってみましょう」っていうお題が載ってるんですよね。
ただやみくもに「グラデーションツールの復習をしてみる」といったとにかくおぼえる過程が終わった方は実践をどんどんやってみる！

お題に沿って作ってみるってのは実践的でとっても勉強になります。

クライアントからはこんな感じで要望が出されるのかぁ～とか、こういったターゲットにむけてどういうデザインが好まれるかとか、学ぶことはほんとにたくさんでした。

私の通ったスクールでは、デザイン後、コーディングまでやっても、ローカル環境でレイアウト確認するところまで、だったんですよね(;^_^A

というわけで、私はWEBデザイナー辞典さんの展示会に出展するにあたって、、
初めてレンタルサーバーを借りたわけです(-“-;A

もぉ～、ちんぷんかんぷんでした。
どのくらいの容量が必要なのか、とかファイルのUPの仕方とか。。。
このときまでFFFTPもさわったことなかったので毎日わからないことだらけで悶絶しておりましたが、WEB制作において、普通ならば確実に知ってるであろう作業を、私も後れをとりながらも体験できたので展示会出展経験はかなり良い体験をさせていただきました。

人の作品見るのってためになる！

展示会に提出されたものと自分のを見比べて「同じお題で人によってこんな色々な表現法があるのかぁ～」と他の人の作品からいろいろ勉強できます。

管理人の方からコメントがいただける！

WEBデザイナー辞典さんでは、提出された作品に対してコメントをつけてくれます。
おひとりで管理されてるようなのにすごいですよね～。
なかなか勉強中は他の方の意見を聞ける機会がないので、自分のデザインってどんなんなんだろう、、、って不安な方も、すごく参考になりますよ☆

ちゃんとお片付けする。ルールを作る

WEBサイト制作時用のブックマークを整理する

もくもくと作業をしているとき、良くわからないこと、また、（私はとってもこれに悩んだのですが）練習用のサイトを作っていても、いい素材がなくて探しまわったり、、、、
一人で自宅作業中はインターネットで調べたり探したりにとても忙しい。。。

まぁ、どんな仕事でも一緒だとは思いますが(;^ω^A、
効率的な作業環境を整えるために、自分なりのリンク集をキレイにまとめておくとだいぶ作業が早くなります。

例えば、
【デザイン】
　　　　　┗【Photoshopチュートリアル】
　　　　　┗【Illustratorチュートリアル】
　　　　　┗【イラスト素材】
　　　　　┗【写真素材】
　　　　　┗【アイコン素材】
　・
　・
　・
　・
と、ほしい情報がいつでもすぐに手に入るようにきれいにまとめる。

作業環境づくり。フォルダー分けとかにルールを作る

私はお片付けがとっても苦手です(´ε｀*)
なので、「あれ、あのファイルどこいれたっけ？？」って、いつもわからなくなるほどPC内も乱れています。
毎日のように複数のクライアントから修正のメールがもりもり、更新データがざくざく、もう、お片付けの仕方がわからないんです。。。

最近はルールを作るようにしました。
進行中の制作サイトごとにフォルダを作り、その中のフォルダ構成を全く同じにする。
クライアントから送られてきたメールや依頼は自分のルール上に従ってリネームしてあとから自分ですぐに探しやすく、見やすくデータ保存しておく。
日頃のちょっとの手間で後々だいぶ楽なんですね、お片付けって。。。

お仕事用データ以外でも、たまたま出会ったおしゃれデザインサイトをキャプチャとったり、すてきバナーをひろってみたりして、今後のインスピレーション用にもりもりためています。それもイメージごとに分けたりして、、、ちゃんとお片付けします。

というようにWEBのお仕事やってるととんでもない量のデータが毎日のようにわんさか増えていくので、自分のPC内、自分なりのルールをつくってきれいにお片付けをする癖をつけといた方がいいかと。
なにか、自分にぴったりの管理ツールなんかも見つけておくときっと、作業の早いステキなWEBデザイナーさんに一歩近づるかも。

WEBデザイナー辞典へ挑戦後はLancersに登録してみる

私は最近このサイト知りまして、勉強中に知ってればよかったなぁ～と、残念だったのですが。

スクールに通ったり一人で勉強している最中、就職活動しながら…って方もたくさんいらっしゃるかと思います。
未経験から就職するのってどんな職種にせよとっても大変なこと。
失敗することもたくさんあって、へこんで悶々とすることも多いかと思います。

そんなとき、ぜひ挑戦して欲しいのが仕事マーケットプレイスLancersです。

こちらのサイトは、現役のフリーWebデザイナーさんなんかも参加されている、お仕事紹介サイト。
ざっと紹介すると、たくさんのお仕事が紹介されていて、そのお題にあった制作をして提出、コンペ形式でクライアントが一番気に入ったものを選んで、選ばれたらお給料もらえる、って感じです。
（他にもいろんなシステムがあるみたいなのでサイトで確認してみてください）

Webデザインにコーディング、ロゴ制作やネーミングまで、幅広いお仕事に挑戦できます。
選ばれなかったとしても、作った作品は就職活動の際に自分のポートフォリオのひとつとなりますし、実践ですごく力になると思います。

就職活動って自分に自信がなくなって憂鬱な時期ですが、悶々としてるよりもどんどん手を動かして実践を積んでいくことが気分転換にもスキルアップにも一番です☆

せっかくお金払ってるんだからガツガツしましょう！

私が一番後悔していることは、スクールであまり積極的にお友達作りしなかったことですね…
ひとみしりなので、、なんていってる場合じゃなかった。
同じ目標に向かって勉強してる人なら就職してばらばらになってもきっと相談しやすい相手ですよねぇ。
もっとお友達作っておけばよかったです。
会社以外で技術的なことやWebのトレンド、仕事での悩みなんか、いっぱい話せる友達がいたらなぁ。。。

先生にもガシガシ質問するべきですよね！
たっぷりお金払ってるのでちゃっかりいろいろ吸収しましょう！！

最後に。私、今のお仕事とっても楽しいです。
お勉強があまり苦じゃなくおもしろいんです。

ちなみに、スクール時代の私、いちばんやってはいけなかったこと。
仕事帰りに通っていたので、授業までの空き時間にビールを一杯。。。
あぁ、、、ごめんなさい。一杯飲んで授業受けてました。。。