富士登山に挑戦。
前回からの続きです。
その3です。もうすぐ山頂・・・(!?)
もうこれから先は、必死。。。
気持ち悪い。。。
二日酔いの状態。
5分歩いて止まって息を整える、から、2,3歩進んで止まって息を整える、と、どんどん悪化。
でも、7合目から、山小屋で休んでいたツアーの団体がぼろぼろ出てきたため、大渋滞。
7合目~8合目は山小屋がたくさんあり、休憩もとりやすいけど、それごとに人もどんどん増える。
私は、息を整えたいので、渋滞は結構助かりました。
でも、パワフルな相方は渋滞は辛かった様子。
人のペースで行くと、かえって疲れるのかもしれない。
相変わらず、彼女は息切れもなく、めちゃくちゃにたくましい。
「富士山、こんなもんかな?あとから、もっときつくなんのかな?」
と、かなり男らしいセリフに惚れ惚れする。
弱った私のペースにあわせ、ちょこちょこ休んでくれ、もう、惚れてしまう。
8合目到着。
かなりグロッキー。
筋力的な疲れはもうどうでもよいくらい、息苦しさと、気持ちの悪さで最悪。
このくらいから、だいぶ寒くなる。
相方ちゃんにとってはたぶん、今回の富士山で一番辛かったと思われる、寒さとの戦いが始まる。
すべての洋服をきこんでた。
私は、確かに寒いけども、着るという行為がもうできない。
気持ち悪さで、なるべく動きたくない。
最後の山小屋、八号五勺(標高3,450m)御来光館、ここではもうかなりの限界、もうこのまま動ける気にはならず、相方ちゃんには大変申し訳ないけれども、
ここでご来光までの残り1時間休んで、ご来光を見た後、山頂を目指すことを決意。
中に入るには、一人ワンオーダー頼まなければならないので、においも受け付けない状態だったけどとりあえずココア500円を注文。
中は畳になっていたので、ゴロンと横になったのですが、「ほかの人に邪魔なので」と起こされた。
ワンオーダー食べ終わった他のおじちゃん登山者は、「そろそろ出てください」と促されていたので、ここで1時間ねばるのは無理っぽい、と断念。
ココアは一口も飲まず、20分ほどで山小屋を出る。
ちゃんと休みたい人は、泊まり料金を払わなければいけないのでしょう。
他の登山者もどんどんやってくるので長居も困るのでしょう。
とてもわかるのですが、大変具合が悪い状態だったので、今回の富士登山は高山病の辛さの次に、ここでの世知辛い体験が
一番残っています。
山小屋をでて10分ほどかな、もう進むことができず、でもここまで来たのに、、、という悔しさで、山道の途中で座り込んだまま静かに悶絶。
相方ちゃんは、男らしく寒さに耐え付き添ってくれました。
頂上がもう見えている、でも頂上までの長い道のりも悔しいほどに見える。。。
ギブ決断。
申し訳ない。お猿な彼女に申し訳ない。。。
でも、彼女ならきっと、富士山マラソンだってできる。。。
ゴメンネ(;ω;)
少しずつ下山しながらそこでご来光を拝む。
あ~きれーーーーー
・・・・・・な気がするけど気持ち悪っっ(@Д@
もう、残念ながら、それどこじゃなかったorz
下のほうに雲と富士五湖のなんかが見えていた。
グロッキーな私は、写真を撮るのも一苦労。
次、下山。
雲と同じ高さから見る景色は最高だったろうね。
うらやましぃ
来年はガンガレ、23歳!!! 8)
>hagi様
違うよ、永遠の22歳だよ( ゚д゚)
hagiサンもキッズたちとともに頑張ってみてください;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
具合の悪くなった子供を背負ってもりもり登るパパを
見かけましたが、かなり男らしく、素敵な背中でしたよ。
5㌔くらいすっきりしちゃうかもしれません。